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「かけ流し」 or 「かけて聴く」

うちの一番上の子は現在10才。

ってことは私のバイリンガル育児も丸10年ということになります!w(゚o゚)w 

始めた当時は情報が少なかったので常に試行錯誤で、本当に色々な教材や方法を試してみました。

本も読みました。

このブログでも何度か紹介してますが、七田式の本も読み参考にしたことはたくさんあります。

でもその中で取り入れなかったことの1つは「かけ流し」です。



先日、私のお気に入りブログの1つ、Aidesさんのブログで「かけ流し」について書かれていて、話題を呼んでいるようです。

私もすぐに食いついてしまいましたが、多くのコメントが寄せられていて様々な意見が飛び交い、とても興味深いトピックであるということがよくわかります。

同時に「かけ流し」のとらえ方も人によって様々なんだということもよくわかりました。


私が理解している「かけ流し」というのはAidesさんの記事の始めに書かれているように、「幼い子どもに英語教育をしようとする親が、英語をCD等を使って部屋に流す」(無意識のうちに英語を聞いているという状況を作る)というものです。


実際、たまたま見つけた某「かけ流し教材」の解説にこんなことが書かれていました。

「基本的にはCDのかけ流しが中心で、毎日90分行います。

CDを聞き流すだけ…

1年間かけ流せば日本語に置き換えると1歳児程度の言語力が、2年間かけ流せば、2歳児程度3年間3歳児程度、そして4年間ネイティブ1年生程度の英語能力を身につけることが可能となります。」



おぉぉぉ…Σ(゚д゚;)

これはさすがに驚き!


これこそが「かけ流し」もしくはこれに書かれているように「聞き流し」(?)



だけど、コメントやブログなどを読んでみると「効果もあるんじゃないでしょうか」と書かれている方々が挙げられている例は実は「かけ流し」というよりは「かけて聴く」(ゴロを合わせるならかけ聴き?どっちでもいいけど…)のようです。



私は「かけ流し」と「かけて聴く」は違うと思っています。


1つの違いは…

「かけ流し」が無意識のうちに音だけが流れてるのに対し、「かけて聴く」は意識して聴く



もう1つの違いは…

「かけ流し」は理解していない言語が音として耳に入ってくるのに対し、「かけて聴くは」理解する言語を理解しながら聴く

だと思っています。



そして私自身は「かけて聴く」ことは大賛成で、うちの子供たちの英語力もこれによって上がり、効果も出ているのに対し、「かけ流し」はイマイチ賛成できません。


「かけ流し」に期待される効果として、日本語と周波数の違う英語や他の言語を耳で聞いておくことで、多言語に対応できるようになるというのはよくわかります。

右脳に働きかけて潜在意識に…というのも分かります。

英語などを聞いて多言語に対応できる耳を作ることは私も賛成です。とても大事なことだと思います。

なぜなら日本語で使う音の範囲はとても狭く、それで日本人は言語を習得するのが苦手…と聞くし、私自身もそれを経験したからです。

ただ、それなら「かけ流し」で耳を作らなくても、少しでも意識しながら理解するように「かけて聴き」ながら耳を作った方が効果は高いんじゃないかと思ってならないのです。




そして、私が「かけ流し」(無意識・無理解状態でCDをかけること)をしないし、賛成できないのは、あまりにも無意味に感じるからです。時間も電気ももったいないと思ってしまいます。

無意識だからもし途中で音が止まっても気づかないかもしれない、全く耳にも入ってないかもしれない、無理解だから感動も無いし感情も無い。

だから、たとえいつの間にかその「かけ流し」で聞こえた音を真似して口に出すようになって「やった~!効果があった!英語しゃべった!」と喜んでもあまり意味がない気がします。だって意味は理解してないんですから!

┐(´-`)┌



逆にそこに少しでも意味を分かっている状態で、もしくはイラストや映像があって内容を理解する材料が揃っている状態で「真似してしゃべった!」であれば、それは効果につながる大事な一歩だと思います。



とにかく分からなくてもいいから先に音だけ聞かせる「かけ流し」か、まず絵本などで内容を理解してそれから「かけて聴く」かということで、順番の違いで効果が大きく違うと私は思いますし、うちの子供たちで経験したことでもあります。



もう1つ大切だと思うことは、年齢に合わせた使い方です。

0~5ヶ月ぐらいのネンネの赤ちゃんには、それこそ「かけ流し」でもいいと思います。ただ、何を聞かせるかが問題ですが、美しい音楽や、詩の朗読やライムなどを優しい音量で流してあげるのは悪くないと思います。

でも、お座りができる6ヶ月ぐらいからはただ「かけ流す」はちょっと違う気がします。お座りできて視野も広がってくるし、絵本を読んであげることもできます。


そして普通に会話ができるほどの子供にはまたそれに合った形で。


せっかくの音源教材です、やり方や順序で効果がアップしたりダウンだったり…よく考えて負担にならないように、良さを生かし効果につなげていきたいものです。



「かけ流し」についていろいろ書きましたが、なんだかまた長くなってしまいました。私もこの「かけ流し」についてはいろいろ思うことがあり、今までずっと暖めてきましたwink

理解していただけたかどうか気になるところですが、何か少しでもヒントになれば、お帰りの際下のアイコンに1クリックしていただけると、とっても嬉しいですhappy01shine

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ありがとうございます。


Aidesさんすみません、記事内で何度もお名前をお借りしましたが、コメントで「思いっきり書いて」と言ってくださった言葉を鵜呑みにして書かせてもらいました。

ちなみに、全てがポジティブなコメントではないのにもかかわらず、1つ1つとても丁寧で誠実に答えておられるAidesさんの姿勢はとても高く評価しています。good(1日に1回しか応援クリックができないのが残念ですthink




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英語育児」カテゴリの記事

Comments

おはようございます^^
この話題わたしも気になってます。

かけ流しと言う言葉は、教材を売り込む会社によって、その『お手軽さ』だけが一人歩きしたような形になってしまいましたね。そのために生み出された言葉なんでしょうか??

しかも、通常、教材を売り込む会社のPRのほうが、ブログをやりながら、ああでもない、こうでもないと取り組まれている方より影響力があるので、誤認識(意味の分からない英語音声を流しても効果が高い)がひろがりやすいのでしょうね。

わが家では、とりあえずかけ流しではなく、読んだ絵本の『復習がけ』が基本。それでも、そのままつらつら右から左へ流れているときもありますが、シャドウィングして聴いているときや、PLAY&PLAY(再生して演じる)しているときもあります。

理想はそうして丸丸暗記してくれたらな・・・(親の勝手な野望ですが)ですね。やはり。


Posted by: sa-chi21 | November 08, 2008 at 04:59 AM

私もAidesさんのブログをうけて、かけ流しについて自分なりに書いてみようと、記事を書いたばかりです。(!)明日公開です。(♪)


marinkoさんのおっしゃる通りだと、感じています。

Posted by: kids+moms | November 08, 2008 at 09:04 AM

ありがとうございます!^^
私の記事をきっかけに、素晴らしい記事を書いて下さって感激です。読ませていただいて、とても納得!でした。さすがMarinkoさん。ああ、こう書けば分かりやすいんだ・・などと、ブツブツ言いながら読ませていただきましたhappy02sweat01
他にも関連記事として書いて下さった方がいらっしゃるので、追記の記事の後にでも、まとめて紹介リンクを載せた記事をUPさせていただきたいな、と思っております。その時はまたよろしくお願い致します。

Posted by: Aides | November 08, 2008 at 03:29 PM

なるほど、なるほどと一気に読ませていただきました^^

音として聞き流すのではなく、イメージが伴う"聴く"が有効なんだなぁと感じました!
そしてそれは、その子その子の成長や性格によってやり方も色々、そこは母親が見極めるしかありませんね☆

我が家ではDVDや絵本を十分に理解できてからそれらの題材で始めようかなと企んでいます!もちろん「かけて聴く」方をhappy02

もうしばらく先になるかなcoldsweats01

Posted by: Carriexxx | November 08, 2008 at 10:09 PM

dog sa-chi21さんへ

コメントありがとうございます。

sa-chi21さんも同じように考えておられたんですね。(^^)
『お手軽さ』まさにそれですよね、かけ流すだけで「お手軽」に言語力がつく…誰が考えても不自然です。sweat02
英語を全く知らない子供に「Do you like apples? Yes, I do.」をCDで繰り返し繰り返し聞かせたら絶対にその対話を覚えて真似して言うようになるでしょう。でも、それを1年聞き続けて、繰り返し言い続けたらある日その意味が何かを自分で悟るでしょうか?
誰が考えてもありえませんね(;;;´Д`)ゝ

だけど、おうちで実践されてる「復習がけ」はとてもいい取組みだと思います。
理解が深まり定着できると思います。
うちもCDは本当によく使います。絵本で読んだものをCDで聴くのは新鮮のようでスピーカーにかじりついています(笑)

またブログ拝見させていただきます(*^-^)

Posted by: Marinko | November 08, 2008 at 11:52 PM

cat kids+moms さんへ

そうなんですか?
とても興味深いトピックだけど、これに高額教材もうられているのである意味大事なトピックですね。
でもこうしてブログなどを通して色んな意見が飛び交うのはいいことだと思います。

記事のアップ楽しみにしてますねhappy01

Posted by: Marinko | November 09, 2008 at 12:01 AM

aries Aidesさんへ

こちらこそありがとうございます。(*^^*)

前からずっと暖めていた内容ですが、うまく書く自信がなくて書けませんでした。
ブログの中で「かけ流し」を取組みの1つとして紹介されてる方が結構いらっしゃるようなので、ある意味自分の中で封印していたかも。
Aidesさんの記事と連携することで書きやすかったし、読んでくださる方もAidesさんの記事を読まれた方なら理解していただけるんじゃないかという安心感もありました。

新しくアップされた記事も読ませていただきました、「かけ流し」の賛否について書かれた後、インプットについて書かれるのはとてもいい流れだと思います。

私もまた違う方向からの関連記事をアップする予定です。
その時はまたAidesさんの新記事をリンクさせてもらうと思います。

これからもよろしくお願いします。(*゚▽゚)ノ

Posted by: Marinko | November 09, 2008 at 12:34 AM

capricornus Carriexxxさんへ

ありがとうございます。

そうですね、知らない言葉は何度聞いても何時間聞いても分からないままだけど、そこにイメージや理解できるものがあれば、逆に聴けば聴くほど勉強になるし理解も深まり定着につながると思います。
大きな違いですね。

>その子その子の成長や性格によってやり方も色々、そこは母親が見極めるしかありませんね

その通り!ですね。
理解度も発話の時期も個人差があるので、1歳だからコレとか決められるものではないですよね。

CarriexxxさんはよくDVDを活用されてるようなので、それをCDに落として聴かせると効果高そうですねwinkgood


Posted by: Marinko | November 09, 2008 at 08:45 PM

はじめまして、初めてのコメントです。
私もAidesさんのブログでコメントした1人ですが・・・。

今日このブログを読まさせて頂いて、「そうか、うちはかけ流しではなく、かけ聴きなんだ」と思いました。
みんなが当たり前のように「かけ流し」という言葉を使っているので、私もかけ流しと表現していましたが、確かにうちの場合はものすごーくよく聴いています。

音量が小さいと自分で大きくしてしまうし、音を立てるとうるさくて聞こえないと怒られる事もあります。
うちはカセットに録音して流しているので、カセットの片面が終る少し前になると、「終るよ」と教えてくれます。
そして、だいたい3週間で「覚えたから新しいのにして」と言います。

なんだかちょっとすっきりした気分です。

Posted by: めぐはぴねこ | November 12, 2008 at 12:23 AM

penguinめぐはぴねこさんへ

はじめまして。
ご訪問&コメントありがとうございます。

Aidesさんのブログのめぐはぴねこさんのコメントを読んだの覚えています。flair
「え?かけ流しじゃないじゃない、ちゃんと聴いている効果的な取組みしてらっしゃるじゃない。」
と思っていました。

先ほどブログ拝見させていただきました、ストーリーを聞くのが好きなんですね、うちの子供も同じです。
うちの子は車の中で雑音よりも更に大きい音にして聞くのでうるさいし、会話ができません(><)

もう既に耳が慣れていて理解できるのであれば、ドンドン聴くのは本当にいいですね。

これからもよろしくお願いします。(o^-^o)

Posted by: Marinko | November 12, 2008 at 08:29 PM

はじめまして。
私もAidesさんのブログでコメントさせて頂いた1人です。 ”かけ流し かけて聴く” 親が子供の為に英語の環境を作ってあげる意味では 親の意識としてとてもよいと思います。やはり親がどれほど子供の事を考えてよい環境を作るかと言う事が大切なんではないでしょうか?Aidesさんも立場上色々なお母さんを見てて感じて書かれたのだと思います。
ただ 子供にとっては ”かけ流し”も”かけて聴く”もインプットの意味では同じなのではないかなと思います。子供の事を思えば意味の無い音声は選ぶはずもないと思います。
どの教材 DVDを見ても 日本人の幼児向けであればどれも似たような内容であとは 子供の好みを親が判断して選択する事が重要なのでは?
子供にとって初めて聞く英語の音声は全く聞いたことが無い音声のはず。 それの繰り返しで 自然と耳に入った単語 フレーズが後に映像 洋書等で耳 目に触れて初めて取得するのではないのかな~と思います。

親がどれほど子供の事を考えて教材等を選ぶかがとても大切な事なのではないかと思います。
Aidesさんのブログでもコメントさせていただきましたが ”聴く”だけでバイリンガルになるとは私自身全く考えていません。ただ 親が作る環境によって英語を取得出来るのではないかと考えています。

もし失礼な内容であるならばお許しくださいませ。
私も試行錯誤しながら英語育児をしています(^。^)
これからも遊びに越させていただき参考にさせていただきます。 失礼しました(^。^)

Posted by: niko mama | November 13, 2008 at 09:49 AM

snail niko mama さんへ

はじめまして。
ご訪問&コメントありがとうございます。

Aisesさんのコメントでも、とても真面目に英語育児に取り組んでおられるママさんというのがうかがえました。(^^)

だからこそこうしていろんな意見が飛び交い、試行錯誤するのはとても大事なことだとも思います。

>子供の好みを親が判断して選択する事が重要なのでは?
私もそう思います、いくら親がプログラムを設定しても、興味がなければ身に付かないですね。

この記事の中で紹介している宣伝記事は実際に今使われている宣伝文句で、「かけるだけでネイティブの英語能力が身に付く」この教材は1セット10万円弱もします。


例えば、初めてのお子さんでまだ教材のこともあまり知らないような新ママさん、子供がまだ赤ちゃんで何が好みかも分からないし、ネットなので中身がどんなものかも分からない…。
そんな方がそういう宣伝文句を信じて多額のお金を払って買ってしまう…そういうことを講師として心配されたAidesさんは警鐘を鳴らされたんですね。

私も子供が興味を持つもの、好きなものこそが効果につながる…ということを次の記事に書いていますので、もしお時間があればご一読ください。

>もし失礼な内容であるならばお許しくださいませ

全くそんなことはありません!
むしろとても熱心なママさんに納得のいくコメントをいただいて嬉しいです。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。happy01scissors

Posted by: Marinko | November 13, 2008 at 08:40 PM

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