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バイリンガル育児と日本文化

今日はお兄ちゃんの学校のフリー参観日でした

1~5時間目まで好きな時間に行って好きなだけ参観していいという日です。


少し前に4年生の国語の教科書では「落語」がトピックになっていて、子供たちは教科書に載っている「ジュゲム」や「ぞろぞろ」などの古典落語を勉強したので、今日は本物の落語家の師匠さんが学校に来られて、4年生は体育館で落語鑑賞でした。

私も落語なんてまともに興味を持ったことはないですが、やっぱり本物の落語家の落語を目の前で聞くと、面白いです!

すっかりハマってゲラゲラ笑ってましたhappy01sweat01


実は少し前から「日本の文化」についてちょっと考えることがありました。考えてみると、うちはあまり日本の文化を感じる生活をしていないのです。


年末に、あるカナダ人女性とおしゃべりをしていた時、彼女が私に「あなたも新年には神社に行くんでしょ」と聞いてきたので、「Oh, I don't think so.」と答えました(いつも行かないから)。すると彼女はす~~っごく驚いて「日本人は全員行くのかと思っていたのに、行かない人もいるのね!」「まあ、海外生活長かったからしかたないわね」と納得してましたが…


その時私は「はっ!」としたのです


実は実際そうなんです。

11年間海外生活して、その間1度もお正月に帰国したことはなく、初詣に行かない生活があまりにも普通になっていました。

そればかりか、それ以外の伝統行事等あまりまじめに飾ったり祝ったりしてきませんでした。

11年ってあっという間だったけど、されど11年!やらないことに慣れてしまっていたのですね。


私自身は子供のときに初詣にも行ったし、2月の節分には豆まきをしたし、ひな祭りには雛人形の7段飾りを飾って、楽しんだので、私が外国の人に「日本の文化」「季節ごとの伝統行事」について聞かれても、とりあえず自分の経験を元に答えることができます。


でも、うちの子供たちは今の生活を続けて、日本の文化をあまり知らないまま大人になって海外に留学とかしたらどうなるだろう…


日本以外のいろんな国い行けば、本当にいろんな人たちがいます。私もざっと数えてみると今までに20カ国以上行きましたが、どこの国でも「おー!日本人?日本のこと聞かせて欲しい!」とどこに行っても聞かれました。

食事をしていても、遊んでいても、クリスマス、お正月、イースターなどそれぞれのイベント的な場面でも「日本ではこういう時どうするの?何かやるの?」と必ずと言っていいほど聞かれます。

これから子供たちが大きくなって世界に出たとき、絶対にこんな風に日本のことを聞かれることがあると思います。

私たちがヨーロッパやアメリカのこと色々知りたいのと一緒です。

でも、そんな時に「私は日本に居ながら英語育児で育ってきたから、日本の文化は知らないの…」としか答えられなかったら…聞いてきた人も、うちの子自身も、どんな気持ちになるのでしょう…?


逆の立場で考えてみて…

日本であるイギリス人の人と友達になったとして、その人にイギリスのクリスマスの過ごし方や新年の過ごし方を聞いてみたけど、実はその人の親はは中国が大好きで、中国かぶれな生活をしていたから、新年は旧暦の正月を祝い、中華料理を食べてたけど、イースターのことは知らない…としか答えてくれなかったら…

もちろんそれはそれでその人のキャラクターだけど、ちょっと不憫に思うかも。


今更だけど…ここが我が家の盲点だったと思います、本当に今更…。


別に意識して外国かぶれになってたわけじゃないんだけど、日本の行事がなくてもいい生活が普通になってただけですね。(食べ物だけはシブいけどね、お兄ちゃんは納豆!Riちゃんはシシャモが大好物だからhappy01


英語育児してバイリンガルになったからといって、日本と外国どっちつかずの人間になってしまって、文化難民になってしまうのでは、不憫なだけです。

バイリンガルになって…

ヨーロッパやアメリカの言葉や文化に

簡単に馴染めるフレキシブルな人でありながら

しっかり自分の育った環境・文化を

伝えていけるようになってこそ

バイリンガルになる価値があり

国際人として世界で活躍できる

可能性が広がるのではないでしょうか。


本当に今更ですが、今後はもっと日本の文化に触れさせる生活をしていこうと思います。




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英語育児」カテゴリの記事

Comments

ちょっと衝撃的なお話で・・・(^_^;
3兄弟妹たちはほとんど日本文化や伝統的な行事を経験していないんだ。

けどある意味、勇気ある告白に拍手したいと思います♪
今気がついて本当によかったよ。まだ間に合うもん。

私は思うんだけどね、真の国際人って言うのは、ただ単に英語を流暢にしゃべることができる、コミュニケーションが取れる・・・ということではないって。

極端な話、英語に限らず多言語を習得しようと思ったら、その気にさえなれば、必要に迫られれば、誰にでもできないことではないから。
私にしてもMarinkoっちにしても、私たちの子どものように小さい頃から英語の環境を用意してもらって、小さい頃から英語が分かってたわけじゃないでしょ(*^^*)

言葉はただの道具にしか過ぎないわけで、大切なのはその道具を使ってどう自分を表現することができるか・・・だと思います。
自分の考えや気持ちを、多彩な表現力で相手に伝える。中身がないことには表現できないものね。

子ども達のそういった内面的な情緒をはぐくむためにも、確固としたアインデンティティを構築していくために日常生活を通じて自国文化を経験して理解すること、とても大切だと・・・思います。

伝統的な日本の行事には、何百年も失われずに今でも大切に継承されているがやっぱりあるんですよ。
単なる流行ではなく。

またそういった日本的な情緒、わびさび、武道の精神という感覚は、将来子どもたちが大人になって国際社会の一員として役割をになうようになった時に、役に立つと思っています。

今更だけど、数年前に話題になった藤原正彦氏のぜひ読んでみてほしいと思います。

Posted by: Laa_Laa | January 21, 2009 at 07:05 PM

こんにちは。
Marinkoさんは、海外生活が長かったんですね。
日本の伝統を伝えることって大事です。
それにちゃんと気づいてやろうと努力する姿勢
がある限り、全然外国かぶれではないと思います。
私も今年は鏡開きを忘れるとか、七草粥作り忘れた
とか色々あって、完璧に日本的なことを実行でき
てるわけじゃないので、その気持ちがあれば少しずつでも子供たちに伝えていくことはできると思います。
本当に何語であってもいざどうしても必要になったら
人間はできると思うんです。
私の大学時代の友人もなまりの激しい中国人との
商談待ち合わせで何時間も待っても来ない相手に
どうしようかと焦り、中国語が伝わらなかったんじゃ
と真っ青になったりしながら、サバイバルで中国語
を習得していきました。だから環境があれば本当は
できるんでしょうね。それがわかった上で、今必要
なことは、日本でしか体験できないことをいっぱい
勉強することや、伝えていくことなんだろうなと
私も思います。
真の国際人になれるように頑張りたいですね。

Posted by: まめっちママ | January 21, 2009 at 07:53 PM

Laa_Laa さんへ

コメントありがとう。
ん~!さすが筋の通ったお言葉!
ピリッときましたhappy02

まあ、全く経験無いってわけでもないんだけどね、小さい雛人形飾ったり、保育園でもいろいろやってくれてるしcoldsweats01

でも、意識して伝えようっていう努力はしていなかったね、ホント、ゴメンネ!子供たち!bearingって言う気持ちです。

>伝統的な日本の行事には、何百年も失われずに今でも大切に継承されているがやっぱりあるんですよ

>アインデンティティを構築していくために日常生活を通じて自国文化を経験して理解すること、とても大切だと・・

私もそう思ったのよね、本当にそうよね。

ただね、親が思うほど日本の「わびさび」「情緒」から遠いわけではないのよね。
やっぱり学校での生活の中で、親も気づかないうちにいろいろ学んできているのも確かみたい。

でもでも、家庭でこそ築けるものってたくさんあるから、今後はもっといろんなことを体験させてあげようとおもうわ。

いつも、参考になるコメントありがとう~(^0^)/

Posted by: Marinko | January 22, 2009 at 01:12 AM

まめっちママ さんへ

コメントありがとうございます。

すっかり日本ボケというか、文化ボケになって帰ってきたようです。

私は自分が住んでいたイギリスが大好きだったので、日本に帰ってからしばらくはホームシック状態で、なかなか日本に馴染めなかったのです。

特に子育て事情があまりにも違うので、初めての出産を経験して子育てを始めたイギリスにすっかり愛着がわいていたようです。
金融事情や環境も交通事情も…

ちょっと深刻なほど馴染めなかったんです…think
リカヴァーするのに3年はかかりました、自分が生まれ育った国なのにねcoldsweats01

今思えばそれらのことが無意識のうちに文化のことを忘れてしまう原因になってたんじゃないかな…とも、思います。

記事にも書いているように、日本にいる外人に言われるまで気づかないほどボケていたけど、これからはちょっと心を入れ替えて、子供たちにいろんなことを経験させてあげようと思います。

>真の国際人になれるように頑張りたいですね

そうですね、ありがとうございます(^^)

Posted by: Marinko | January 22, 2009 at 01:30 AM

ごめ~~ん!半角文字が入ってたようで、肝心の本のタイトル・・・反映されてなかったみたい(><)
藤原正彦氏の著書は、国家の品格、ね。

一昨年講演会にも行って話を聞いてきたわよ。

私自身、息子くんを0歳から英語育児してきたわけで、決して早期英語教育の必要性を否定してるわけではありません。むしろMarinkoっちと同様に肯定派よ♪
藤原正彦氏は、著書の中で小学校での英語教育必須化に問題提起しているからね。
けど私はこう受け止めるの、(英語の習得は小さければ小さいほど母国語と同様にどんどん子どもたちは吸収していくけど)、早期英語教育を実施するには、それ以上の母国語の教育や自国の文化の理解・吸収が必要とされる・・・って。

長々と・・・いつもごめんね。
肝心な部分が消えてたんで、再び登場しました(*^^*)

Posted by: Laa_Laa | January 23, 2009 at 02:23 AM

Laa_Laa さんへ

どうもありがとう。
紹介してくれた著書、参考にしてみるね。

>それ以上の母国語の教育や自国の文化の理解・吸収が必要とされる・・・って。

なるほどね、よく分かります。
まずは私自身が国語や文化について勉強やり直しかな…(*^^*)

Posted by: Marinko | January 24, 2009 at 11:45 PM

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