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「忘れられないおくりもの」

お兄ちゃんが3年生だったある日の夕方

私が夕食の準備をしていると、お兄ちゃんが突然すごい勢いで泣きながら走り寄って来ました。


手には国語の教科書を持って…



「ママ~!!cryingsweat01ごれズゴイおぉ~!cryingsweat01

ごのズドーリーズゴずぎるおぉ~!!cryingcryingsweat01

(訳:ママ、これスゴイヨ~、このストーリー凄すぎるよ)

…と号泣で何言ってるか分からないほど

少し落ち着いて…

「これはね、い~ぃお話なんだよ~cryingsweat01」とまだ泣く。



どうやら教科書の中のストーリーを読んで泣いたんだな…

とやっと分かり、見てみると…

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋) わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)
小川 仁央

評論社 1986-10
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↑↑このお話が載っていました。

授業ではまだそこまで進んでなかったけど、先に読んでみてすっかり心打たれてしまったようです。


「じゃあ読んで聞かせて?」と言ってみたら、泣きながら音読してくれました。



内容は…

「賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマだが、冬が来る前に「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」という手紙を残して死んでしまった。

悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていく。

そして、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出へと変わっていった。」(Amazon 商品説明より)


村の長老のような存在だったアナグマさんは、周りのみんなにいつも頼りにされてはいろんな事を教えてあげていました。

モグラくんには切り紙の作り方

キツネさんにはネクタイの結び方

カエルさんにはスケート

ウサギさんには型抜きクッキーの作り方…

…等々


アナグマさんは死んでしまったけど、これらの知恵や工夫は宝物として残されました。





さて、なんで2年前の出来事を今頃になって記事に書くかというと…


私達の直ぐ身近でこのお話と同じようなことがあったからです




ちょうど一年前にうちのお向いのおばちゃんが亡くなられたのですが、そのおばちゃんがまさにこの「アナグマさん」のような方だったんです。

そのおばちゃん…

とにかく優しいんです!!

4年半前にここに引っ越してきた時から、ず~っと私達かぞくを可愛がってくださいました。

不慣れな私にガーデニングのことをいろいろ教えてくださいました。

虫の事、雑草の事…

Riちゃんを見るといつも散歩に連れて行ってくれました

お兄ちゃんが私より先に帰って来て家に入れなかったら、おばちゃんのうちに入れてくれて遊んでくれてました

お兄ちゃんが学校にドングリを持って行かなくちゃいけないというと、裏の森で大雨の中一緒にドングリを探してくれました

私が「筍なんか面倒だわ~!」と言ったら、「あなたのもやってあげるわ!」といって、下ゆでして持ってきてくれました。

障害を持っておられる近所の方のおかずをいつも作ってあげていました

私がつわりで倒れてたら、庭の水やりや掃除までしてくれてました

子ども達とサッカーもしてくれました(70歳手前ですよ)

うちに本物のピアノをくださいました!(運搬費まで負担して!)




…あぁ、あまりにも思い出があり過ぎます!



でも、おばちゃんが私達に残してくれた一番の宝物は

「人に優しくする」ということです

うちのお兄ちゃんはたまに人から「優しい」と言われることがありますが、実はこのおばちゃんの影響が大きいと思っています。

ほとんど毎日会って、会うたびに何か優しいことをしてくださってたのですから、お兄ちゃんがしっかり反応して

「こんなに優しい人は見たことがない、僕もおばちゃんに何かしてあげたいよ」と自然に言ってました。

これはおばちゃんが彼を自然にこういう気持ちにさせてくれたんだと思います。

お陰でうちの子どもたちは近所付き合いがとっても上手になりました

うちの子どもたちは高齢の方が大好きになりました

特にRiちゃんは高齢の方とのお喋りが大好きです

外の掃除をする時は、他の家の前も掃除する子になりました




それはそれはshine大きな宝物shineです!




話を元に戻しますが…

1年前におばちゃんが亡くなられた時、悲しみに暮れた私達家族はしばらく落ち込んでいましたが、落ち着いた頃におばちゃんが私達にしてくれたことや教えてくれたことなどを思い出しては話し、優しい気持ちに浸りました。

そして、「これってまるで『わすれられないおくりもの』のストーリーと同じだね」と話しました。



あれからちょうど1年経ったので、お供え物を持ってお向さんの家にご挨拶に行ったら、持って行ったお供え以上のいただきものをしてしまいましたsweat01

実はご主人もおばちゃんに負けないぐらい優しい方なのですconfident



今日はちょっとしんみりした話題ですみません

でもちょっとそういう気分でしたcoldsweats01


「わすれられないおくりもの」は上には日本語を紹介していますが、英語で読める方は是非オリジナルの英語版をお勧めします。

イラストもとっても美しく癒されます



今回ちょっと長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。

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Comments

おはようございます。
とってもいいお話ありがとうございます。
家族以外の人とのかかわりってとっても大切だと思います。
私もある方から沢山の事を学び優しくしてもらいました。
少しでもそれをまたお返ししたいと思います。
人に優しくされた人は、人に優しく出来ますよね。
世の中が優しさでいっぱいになれるように願うばかりです。

Posted by: yuyu | December 09, 2009 at 08:08 AM

おはようございます。
またまた熱いものがこみ上げてきました。
私も幼少時母が帰るまでいつも面倒をみてくれた
隣のおばあちゃんがいたので・・・。
何にも返せなかったことが今でも悔やまれます。

人に愛されて育つと人を愛せる人になる
優しくされて育つと優しくできる人になる

とよく言われますね。
我が子を愛するのはもちろんですが
人にも優しくすることを私自身が見せていきたいです。

わすれられないおくりもの☆
yunにも読ませたい一冊になりました。

Posted by: Carriexxx | December 09, 2009 at 09:40 AM

いいお話ですね~胸にジーンときました。
ご近所付き合いがほとんど無くなって来ている現代でとてもよい方に出会えたのですね♪
そして、お子さん達の中でおばちゃん「優しさ」がきちんと残されていて素晴らしいです。
天国からおばちゃんもきっとお子さん達をずーっと見守ってくれてますね、きっと。
絵本読んでみたいと思います。絵本から実際の想いや感じた事を親子で話すのってとてもいい時間だと思います。そして真っ直ぐに受け止めて涙が出ちゃうお兄ちゃんの感性に感動しました。

Posted by: Midori@HappyEnglish | December 09, 2009 at 11:41 AM

yuyuさんへ

ありがとうございます。

>家族以外の人とのかかわりってとっても大切だと思います

そうですね、うちは実家から遠いのでこのお向さんご夫婦にはすっかり頼りきっていました。
しかも私の両親と同じ年なんです、余計に親しみがわき、子供達も祖父母のように慕っていました。confident

>人に優しくされた人は、人に優しく出来ますよね

本当にその通りだと思います、このおばちゃんに会って子供達は確実に変わりました!


>世の中が優しさでいっぱいになれるように願うばかりです

今度はそういう影響を与えられるような人に育ってほしいですね。heart02

Posted by: Marinko | December 09, 2009 at 05:22 PM

ううぅ・・
記事読みながら泣いてしまいましたぁ~。
あの優しくて明るいお兄ちゃんの涙、おばあちゃんの話・・
この記事自体がすごく良い話です!(;v;)

Posted by: Aides | December 09, 2009 at 06:54 PM

素敵なお話(絵本も同じく)ですね。
涙しちゃいそうです。
うちのお姉ちゃん(小2)に読んであげようかなぁ。
読む方も聞く方もとっても気持ちのあったかくなるお話。
こんな寒い時期にはこの絵本を開いて
親子で優しい気持ちに包まれたいです。

Posted by: maomao | December 09, 2009 at 10:28 PM

Carriexxxさんへ

身近にそういう人がいらっしゃったんですね、それって何気ないことのようですが、とてもラッキーだと思います。

私達もここに引っ越してこなければ、このおばちゃんに会えなかったし、こんな素晴らしい体験はなかったかも…
そう思うととっても尊い出会いでした。

>何にも返せなかったことが今でも悔やまれます

それとってもよくわかります。
このおばちゃんしばらく癌を患っておられたので、最後はあまりお会いできず、なんのお手伝いもできなかったことが悔やまれてなりませんでした。


>人にも優しくすることを私自身が見せていきたいです。

そうですね、一番身近な存在ですからね、きっとYunちゃんはとっても優しいお嬢さんになられるでしょうね。confident


>yunにも読ませたい一冊になりました

是非そうしてあげてください!
優しい気持ちになれますよheart02

Posted by: Marinko | December 09, 2009 at 11:03 PM

Midoriさんへ

ありがとうございます。


>ご近所付き合いがほとんど無くなって来ている現代で…

以前私が胃炎で救急車で運ばれた時sweat02、子供をお向さんに預けたら、救急隊の人が驚いて「このご時世でそんなことしてもらえるんですかっ?」なんて言ってました。

近所付き合いって貴重なんですね!


>お子さん達の中でおばちゃん「優しさ」がきちんと残されていて…

そうですね、でもこれが消えてしまわないように今後につなげていくことが私のするべきことだと思っています。

おばちゃんの事を思い出して話をしたり、子供がなにか「優しい」ことができた時に褒めてあげるとか…かな?


>絵本から実際の想いや感じた事を親子で話すのってとてもいい時間だと思います

私もそう思います!
絵本と現実をリンクすることでその本がずっと身近になり、印象にのこりますね。
特にこういう本はしっかりと心に残って欲しいですconfident


Posted by: Marinko | December 09, 2009 at 11:23 PM

Aidesさんへ

泣いてくださったなんて~!
そんなAidesさんの心が素敵ですconfidentheart02


>あの優しくて明るいお兄ちゃんの涙、おばあちゃんの話

これはまるで私の宝物ですheart04

Posted by: Marinko | December 10, 2009 at 01:52 PM

maomaoさんへ

ありがとうございます。

私もいろんな絵本を読みましたが、「死」ぬことから始まる絵本はありませんでした。

でもそれが重くなく、それどころか暖かくなるお話です。


>こんな寒い時期にはこの絵本を開いて

そうですね、2年生だったらもう分かるでしょうから、寒い日に家の中で読む本におススメです!japanesetea

Posted by: Marinko | December 10, 2009 at 01:57 PM

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