お兄ちゃん、国際人への第一歩?
昨日は「アフリカから来た日本人の少年~国際人の理想像~」というタイトルで、アフリカから来た日本人の少年(T君)が、知らない土地でサッカークラブに飛び入りし、そこの人たちと一緒に汗を流して仲間を作っていったことに感動し、それを目標に子育てをしてきたと言うことを書きました。
さて、ではうちのお兄ちゃんはというと、生まれつき人懐っこい性格で、人見知りは一切ありえない乳幼児期でした。
その性格は今もそのままキープし、近所のおばちゃん達とも上手におしゃべりを楽しむことができる子になりました。
英語力?
読み書きからはいつも逃げ腰だけど、やっぱり英語を話すことは兄弟3人の中で一番うまく、身振りやアクションもうまく使い、ネイティブっぽく喋ることも可能です。
習い事は水泳とサッカー(のみ!)
でもどちらも人よりうまい!とはとても言えません(><)
足も速いわけでもない…、これではT君のような世界共通レベルまでほど遠い…と、ため息をつくこともしばしば…。
でも…
そんなお兄ちゃんにもちょっと感動的なエピソードがありました。
今年の夏休みにアメリカに行った時です。
お友達の家に滞在するとはいえ、単身でアメリカに行ったお兄ちゃんが、サマーキャンプ等でアメリカの子供達とうまくやっていけるかどうか、母は心配でした。
「日本」という国は既にテクノロジーやアニメなどで有名ではありますが、世の中の人々全てがそう思っているわけではありません。
ましてや、まだ10才前後の子供達です、東洋人など見たこともないかもしれません。
「なんだこの黒髪で目が細く背の低い東洋人は…おまけにイギリス英語を喋る…」なんて思われて仲間に入れてもらえないかも知れない、そんなことも考えました
んでそのアメリカでのエピソードとは…
サマーキャンプの参加していた時、いつも一緒にいるはずのお友達(アメリカに誘ってくれてホームステイさせてもらってる仲良し君)が、ついつい現地の慣れたお友達と一緒に行動し、兄はしばらく一人ぼっちになってしまいました。
でも…
お兄ちゃんには…
チェスという秘密兵器があったのです!
休憩時間、ヒマなので1人でチェスをいじっていたら、ちょっと体のデカイ子が「オレに勝ってみろよ」と目の前に座ってきたのです。
そして当然「OK!」と…いざ勝負
そしたらなんとナント!2回連続でそのデッカイアメリカ人の子に勝ったのです!
その後その子は家に帰って勝つために練習してきたそうなっ!
そしてまた対戦しやっとその子はうちのお兄ちゃんに勝つことができ…
「お前なかなかやるな~!」
と肩を組み、仲良くなったそうです。
なんかよくあるできすぎた青春ドラマの1シーンみたいだけど、実際そんな様子だったそうです。
アメリカ人って強い人を応援するのが好きなんですよね( ´艸`)
体の大きさや体力では全く太刀打ちできない体の小さい東洋人のお兄ちゃんも、アメリカの体のデカイ子供達と対等にできることがあったのです!
そう、無理にサッカーなんかのスポーツじゃなくていいんですね
このアメリカでのエピソードを話してくれた時のお兄ちゃんは、とても嬉しそうで自信たっぷりでした。
母親の私が言うのもなんですが、10才でこんな体験ができて本当に羨ましいと思ってしまいます
実はこんな目的のためにチェスを覚えたのではなく、イギリス&日本のハーフのお友達に教えてもらったことがきっかけで、お父さんと一緒にハマってしまっただけだったので、こんなところで役に立つとは思ってもいませんでした。
「チェス」って日本の将棋のようなもので、比較的大人のゲームというイメージが強いですが、英語圏の子供たちの間でも健在なんですね。
これからもいろんな事に挑戦し、理想の国際人になれるように頑張って欲しいです。
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