「『ちょっと難しい?』語彙をあえてインプットする」のヒントになった絵本
以前書いた「語りかけで心がけてきたこと」という記事の中で
「日本人にとって難しい、苦手と思うことを
あえて小さいうちに先にインプットしていくこと」
と書きましたが
実は、その考えに至るヒントになった絵本があります
それは…
エリック・カールの絵本達はアート&学習要素満載で
我が家の英語育児はエリック・カール無しでは語れない…
と言うほど、たくさん影響を受けました
特に動物を題材にした絵本は素晴らしいのですが
中でも私の中でヒットしたのはBrown Bear シリーズ
「Brown Bear, Brown Bear What Do You See?」はエリック・カールが絵本作家になるきっかけになった記念すべき第一作目で
作者の言語学者Bill Martin Jr. が広告デザイナーだったエリック・カールにイラストを依頼したのが始まりで、それ以来彼は絵本にハマったそうです(凄い転換!人生どこで何が起こるかわからないですね!)
※上記についてもう少し詳しく書いたことがあります⇒「実は奥が深い!「Brown Bear, Brown Bear, What do you see?」」
話を戻しますが…
本題の「ヒント」になったのは第2作目の「白熊さん」
これはわたし的には衝撃でした(笑)
"near" と "ear"がライミングになってるなどの学習要素は
Brown Bear 同様言うまでもありませんが
何といってもこちらは、動物の鳴き方が動詞で表してある
roaring や hissing ぐらいは知っていたけど…
snorting
snarling
yelping
おまけに bellowing ?? 何っすか?これ?
って感じでした(笑)
これらは学校じゃ習わなかったし、日本語には無い感覚です
日本語で孔雀の鳴き方何て表現します?
私できません知りません
でも英語ならもうできます、この本のお陰で^^
もう1つは…
こちらはいろんな動物の「動き」を表現しているのですが
それぞれの動物の特有の動きで
これもまた学校じゃ習わなかったような表現にやられました
例えば鳥などの「飛ぶ」という表現も
英語ではその飛び方でいろいろ表現があるのです
興味深いですね!
実は以前(1年前)この本については似たような視点で説明しているので
そちらも読んでみてください⇒「久しぶりにエリック・カールからお気に入りの1冊)
こういう内容を考えていると、英語って面白いな~と
つくづく思います
これらの「難しい?」と私達普通の日本人の大人レベルで感じてしまう語彙も
先入観がない子供達にとっては普通の「ワンワン」「ガオ~」などの鳴き声と同じ感覚で取り込むことができます
なので、こちら(親)も「これって子供にはまだ難しいんじゃない?」などの余計な概念は捨てて
当たり前のようにどんどんインプットしてあげたいものです!

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